プリント基板製作の東條製作所 TOP > プリント基板ブログ > 東條製作所が宇宙へ!?

東條製作所が宇宙へ!?

2021.11.10 NEWS

ご無沙汰しております。
本日は東條製作所『創業初』の人工衛星に搭載する基板の実装・ポッティングについてご紹介させて頂きます。

皆様も様々なニュースでお見かけしたかと思いますが、
昨日11/9(火)午前9:55にイプシロンロケット5号機の打ち上げが成功しました。
(参考URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/94a12f8a9be49f9ff6ec1030296ee7e45342cbb1)

なんとそのイプシロンロケット5号機に搭載し、宇宙で実証実験を行うある大学の教授からお声掛け頂き、
弊社で基板の実装・ポッティング加工をさせて頂くことになりました!

弊社では人工衛星に搭載する基板の実装・ポッティングを行った実績がこれまでなく、
創業初の試みであったため、非常にワクワクしながら、イプシロンロケット5号機の打ち上げ成功を見守っておりました。

この度、このような大企画にお声掛け頂いたが『青山学院大学 坂本教授』です!

昨年2020年10月に坂本教授から『人工衛星に搭載する基板のポッティング加工をお願いできないか』とお問い合わせを頂いたのですが、
上記に記載した通り、弊社では人工衛星に搭載する基板へのポッティング加工を行った実績がございませんでした。

そこでポッティングメーカー様へ宇宙空間(真空環境)でのポッティング材の影響について伺ったところ、
使用するポッティング材はおそらく真空環境での使用は問題なく、ポッティング材の劣化は遅くなるであろうとご回答を頂きました。

また、宇宙空間(真空環境)では気泡の有無も重要ですが、
弊社では真空脱泡注入機にてポッティング作業を行っているため、
ポッティング材には気泡が入らない仕組みとなっております。

上記旨を坂本教授へお伝えし、可能であればぜひご対応させて頂きたいとご連絡させて頂いたところ、
弊社にご依頼を頂いたのが、本案件の始まりでした。

お話を頂いてから昨日の打ち上げ成功までの流れは下記になります。

◇2020/10月:坂本教授からHPへお問い合わせを頂く
◇2021/2月~3月:1次試作実施
◇2021/4月:2次試作実施
◇2021/5月:3次試作実施
◇2021/7月:部品付け替え作業など
◇2021/11月:イプシロンロケット5号機 打ち上げ成功!!

何度か試作対応をさせて頂きましたが、ポッティング作業もなかなか難しく、
ポッティング作業者とも作業検討・試行錯誤を行いながら、ポッティング作業を進めていきました。

弊社作業後の基板の動作確認は問題なかったとのことですので、
あとは宇宙空間(真空環境)で無事基板動作することを願うばかりです。
今後新たな情報を頂けましたら、ご報告させて頂きます。

また、今回坂本教授の大企画はクラウドファンディングを行っておられます。
弊社も出資をさせて頂いておりますが、皆様もぜひご興味があれば、
下記にURLを記載しますので、ご覧頂けると幸いです!

『超小型衛星「ARICA」で突発天体ガンマ線バースト解明の糸口をつかむ!:https://academist-cf.com/projects/234?lang=ja』

今回頂いた案件により、これまで経験をしたことがなかったことを経験することができましたので、
東條製作所としては大きな成長の1歩に繋がったと思っております!
これからも様々なことに積極的に挑戦し、多くのお客様のご期待に応えられるよう、日々精進して参ります!

前の記事 一覧に戻る